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英語に関する資格の基礎知識

英語の資格、どんなものがあるの?

今最も注目されていて、学生も社会人も受ける機会が多くなっている英語の資格、試験というと、やはりTOIECでしょう。
Educational Testing Serviceという世界最大の非営利テスト運営機関「ETS」が行っているテストです。
世界180か国以上、述べ2400万人が受験しているという非常に大きなテストで、将来外資系企業に就職したいとか、海外で活躍できる人材になりたいという人、また転職する際に有利に進めるためになるべく高い点数をと頑張っている方が多いです。

TOIECは、実践的なコミュニケーションスキルをその人がどのくらい持っているかを見るテストで、海外とのやり取りが必要な場合など、ビジネスの上でのスキルをはかるものです。
リスニングとリーディングの2部構成のテストとなっていて、多くの方が受験されています。

留学を考えているのならTOEFL

外国

TOEFLは留学を考えている人にオススメの試験です。
アメリカ、イギリス、オーストラリアなどすべての大学、130か国9000以上という機関で英語能力の証明や推薦入試、奨学金の基準として認定されています。

このTOEFLで最もメジャーなものは、到着した順番にパソコンからログインし試験を行うという形式、IBT方式というもので、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングという4つの部門を総合的に判断し、英語のスキルがどの程度あるのかをみます。

またこの試験では文系や理系といったことに関係なく、深い専門的知識が問われるという事になるので、自分が専門分野としていない部分でも、基本的な知識を持っていないと高得点が取れないという難しさがあります。

英語圏への留学を考えている人、また大学入試などの志望校が決まっていないという場合でも、受けておいて損はない試験です。

英検は受験・留学に向いた試験

日本の大学に入学するという場合や、オーストラリアへ留学するという事を考えている場合には、TOIECなども必須試験となる事もありますが、英検は語学力の証明となるので、とっておく方がいい検定といえます。

5球から1級まで、準1級と準2級を含む7階級に分かれている試験で、日本の学生にはおなじみの検定です。
中学校くらいで初めて受けたという方が多いと思いますが、大学にいく際、特に英文科などに進学を考えている方にとって、非常に大切な検定となります。

TOIECなどの場合、取得してから一定期間が経過すると無効となってしまうものもありますが、この英語検定は一定期間が経過しても無効となる事がないので、特に日本の大学に進学を希望されている学生さんや、オーストラリアなどに留学したいと思っている学生さんなどは、TOEFL、TOIECと共に英検も取得しておくと安心でしょう。
英語の検定などは今非常に多くなっていますが、何を目的とするのかによって、受ける検定を考えていけばいいと思います。